H15/6セミナー

 

日 時:6月28日(土) 

場 所:YOC事務局(東京メディア工房スペース内)

講 師:8期/大邑涼氏(ペンネーム小田桐誠氏)

テーマ:なぜいま杉原千畝

第二次大戦中、6,000人のユダヤ人の人命を救った、日本人外交官。

映画「シンドラーのリスト」で世界中に感動の渦を巻き起こした実話を基に、

劇団銅鑼による「センポ・スギハァラ」が文化庁講演で世界中で公演中。

板橋で行われた公演を主催した「板橋千歩の会」事務局長の大邑氏による

セミナー。

危機に面したときどうするか。

外交官の杉原家とユダヤの2家族を中心に家族の絆、あり方を見つめる。

氏は日本政府の意向を無視してユダヤ人のためにビザを発注し続けた。

10日間かかりっきりで、避難する列車の中でも、一人でも多く助けたいと

書き続けた。

シベリア抑留、帰国後、外務省からの退職を余儀なくされ、苦労した。

イスラエルなど海外で注目され、6,000人とその家族の命の恩人として

今でも語り継がれている。

日本でもようやく河野外務大臣のときに名誉回復。岐阜県に記念館がある。

 

町おこし

劇団が地元の板橋にあり、政・学・財・民あげての公演実行委員会となり、町おこしの様相を呈した。

当日券も予想外に売れた。若い人たち、年配のおじさんたちのアンケート回答にも

感謝や感動の弁が多かった。

 

ソウル公演

日韓併合など、日本がしてきたことに対する根強い反感がある。教育もそう。

「杉原」を免罪符にしようとしてないかなどと、うがった見方もされかねないと思われたが、

若い世代を中心に時代が変わりつつあることを感じさせる。

日本人皆悪い、ではなくなってきている。

イヤホンでの同時通訳での公演だったが、泣き笑いのシーンが日本人と同じタイミング。

とかく状況説明に陥りやすく、タイミングがずれるらしいが、優秀なスタッフをそろえたことも

あるとのこと。それにしても、同じところで泣き笑いできることに感動した。

 

南北統一に関しては、40歳以上は望んでる人が多く、若い世代はそうでも無い様子。

今の生活を守りたい、統一による負担増を嫌っているのかも。