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来賓ご挨拶 ・・・宮本読売新聞東京本社常務取締役販売担当  

 

 1123日、読奨卒業生にしてみれば、毎年この日は総会。

より多くの人達に参加して頂ければいいなあと思う。

もし、私が3期生や5期生だったらどうするのかな。

壇上で業務指針や社会状況などを語って、いざ宴会になった時に、

1期生から、声を掛けられたりすると、「はいはい」と言って頭を下げなければならないということになり、

そうなると大変なことだな。と思う。本当に1期生でよかった。(笑)

一桁の期生は、一つ期が違うと、普通の学校の10年分くらいの差がある。その1期生も昨年還暦を迎えた。

 

 今年はジャイアンツはリーグ優勝したが、その後のクライマックラス(名前が悪い)という大会で、

見事3連敗してしまった。

 5年ぶりのパレードで銀座を練り歩いてやろうとまで頭の中では考えていたが、申し訳ない。

来年はこういったことがないように。

しかしながら、今までの4年間とは違うので、それだけは、ご容赦頂きたい。

 

 新聞の部数は、11月定数で、10077千部であった。

読売新聞=1000万部、この数字は、様々な意味でいろいろな相乗効果をあげている。

そのため、1000万部を切る訳にもいかない。

 昔は、新聞を取っていない1軒屋があれば、毎日競って、何か取らせるまでは、という大変な戦いがあった。

今は、新聞を読まない家庭が増え、特に中高層においては、都心で購読率 30%台という驚愕の数字。

場所によっては 20%。活字離れという見えない戦いをしている。

 紙面的にも、読売は正しい、公平な、社会にとって有意義なものとされている。

だからこそ、ダントツで売れている、そして信頼されている。何としても、販売責任者として、

1000万部を守り、読売のパワーを示していきたい。いろいろな意味でご支援頂きたい。

 

 私も若い頃は、100メートル13秒とか14秒とかで走っていた。

時代が変わった今、世界最速と称される人であっても、その時の私と3秒くらいしか違わない。

これは長く続いたフットワークの時代。足腰の時代。足の速さなど、個の差は、所詮はたいしたことない。

 ところが、その後、欲が出てきて、飛行機が出、戦車が出てきて、ネットワークの時代となり、

頭の競争となった。頭の時代になった。

これは、フットワークの時代の3秒くらいの差とは、比べ物にならないくらい、どんどん格差がつく。

小泉首相が云々で格差がつくのではない。世界どこを見たって、どんどん差がついてきている。

地球上、益々ネットワーク化が進めば、格差は歴然としてきます。

格差が歴然としてくるのは、フットワークの時代からネットワークの時代に移行すれば、当然のこと。

 ところが、最近は、ハートワークの時代になってきている。

ネットワークの時代は、まだ戦車があるかないか、核があるかないか、物資はどうだ、食料があるかないか等、

モノが見えます。触れます。しかし、ハートワークの時代になり、触れないものの戦いになっている。

A紙がこのくらい拡材を渡しているから、それ以上のものを渡せ。

拡張員をつれていけ。」という訳にもいかない。皆さん、自分の寿命が見えますか。愛が見えますか。

温暖化というものを、感じることは出来るが、見えて触れますか。

世の中は、見えないものの方が大半です。私は、世の中99%は、見えないものだと思う。

見えないものに包まれて人間は生きている。見えないものが人間を生かしている。

見えないものとの戦いは、本当に辛いものです。

時代は、感動、感謝、愛というものを求めていますが、実際、これらは、なかなか触れないし、見られません。

コンプライアンスを守れない企業は、たたきつぶされる。

「見えないものとの戦い」ということに時代を感じます。

 

 私たちも、部数を通じて、さまざまな見えないものとの戦いをしているが、

ヘッドワークの時代は、個人の資質や能力に応じて、とてつもない格差がついてしまう。

そのような中で、心の教育、道徳教育はものすごく必要になってくる。

フットワーク、ネットワーク、ハートワークという推移の中で、大事なことは、基本や原点、基本や原点に

戻らなければなりません。

 ハートワークの時代だからこそ、我々の原点である、同じ釜の飯を食った、そして読売という1つのところの

拠り所に、心を1つにしている、そういう見えない絆というものが、より大事になってきたんじゃないかなと思います。

 

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